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『北朝鮮リスク』ドル円の動き予想メモ

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地政学リスクでドル円が109円台に下落しています。

アメリカのトランプ大統領が北朝鮮との対立姿勢を強めているので、正直、この先何が起こるか分からない状態ですよね。

有事の円買いという言葉もあるように、こういう時には円高にふれていくわけですが、これは決して円が買われているわけでは無くドル買いのポジション手仕舞によるものです。

ここから「何か」が起こった時に、相場はどう動くのか、メディアの「想定シナリオ」をまとめてみました。

北朝鮮リスクが高まりそうなイベント日程

4/15 金日成主席の生誕105年

4/25 朝鮮人民軍の創設85年

5/09 韓国大統領選挙

メディアでは、この辺のイベントに合わせて何かが起こるのではないかと言われています。

「何か」とは、歯止めの利かなくなった北朝鮮に対してアメリカが攻撃を開始することです。

その引き金をひくのは北朝鮮かも知れませんし、アメリカかも知れません。いずれにしても結果は見えているので、そこに至るまでの被害状況が相場に影響を及ぼすことになります。

考えられるシナリオの中で最も有力なのは、北朝鮮リスクが招く将来の扮装を防ぐために、アメリカが北朝鮮の核施設に先制攻撃をして大規模なダメージを与えること。

次に考えられるのは、アメリカに狙われている北朝鮮が、「やられる前にやれ」という発想で先手を打って攻撃を開始すること。その時に標的になるのは日本である可能性が高いとも言われています。

詳しくは、ロイターのコラムも参考に。

jp.reuters.com

北朝鮮リスクと相場

『日経CNBC』で放送された「北朝鮮リスク万が一の想定シナリオ」をまとめました。

●アメリカが北朝鮮の核施設を攻撃するも、反撃能力を一気に削ぎ、日本や韓国には被害が出なかった場合。

株売り円買いの圧力が一瞬高まるが、その後リスク大幅減少により大きく反発する。

●日本にも被害が及ぶが限定的だった場合。

株は下落するも限定的。ドル円は本邦からのレパトリ・リスクが残っているため円高が継続。

●東京に直接的な被害が出た場合。

株売り・円売り・債券売りのトリプル安へ。

一番良いシナリオは…

上記の3つの中で1番良いのは、もちろん1つ目の「日本にも韓国にも被害は及ばず株もドル円も大きく反発する」というものですよね。

被害はできるだけ少ない方が良いですし、チャートも分かりやすいパターンになるので稼ぎやすいと思います。

ただ、そんなにうまくいくものかな…という不安もあるわけで、もしも日本に何かしらの被害が出た時には相場がどうとかドル円がどうとか言っている場合じゃなくなってしまいますよね。

できれば何も起こらないことが1番良いのですが、これだけ朝鮮半島の緊張が高まってしまうと、自然に沈静化していくということは考えにくくて、やっぱりどこかのタイミングで何かしらの「衝突」が起きてしまうのだろうという不安は大きいです。

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どちらにしても一度は円高に

最終的に相場がどちらに動くのかは被害状況や結果次第ということになるのですが、ほぼ確実にいえるのは、もしも何かが起こったら、たとえ一瞬であっても円高になるだろうということです。

被害が軽く想定していたよりも明るい結果に終わったなら、円高は本当に一瞬で、長くても1日くらいで反発すると思います。

でも、万が一ですが被害状況が深刻な場合、かなり大幅な円高が長期間続く可能性もあるのではないでしょうか。

北朝鮮は日本のすぐそばにあるのに、どうしてこんな状況で円が買われるのか不思議に感じますが、有事に円が買われる理由はポジション手仕舞いの「買い戻し」か、「有事の円買い」という経験則からの投機的なものか、リスク回避でのキャッシュとしての円需要か、だと言われています。

なので、円高だからといって「円」に魅力があるわけではないということも、頭に置いておいた方が良いのかも知れません。

何も起こらないことが1番良い

なんだかんだ言っても、結局は何も起こらないだろうし、起こって欲しくありません。

今何かを起こしたところで、それで「良い結果」を生み出すことはないというのは、みんなが分かっていることですから。

ただ、事態が何も好転せずに緊張だけが続いていくのも大変なので、何かしらの良いきっかけが、どこかで奇跡的に産まれてくれたら良いのですけどね。