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村上春樹が『ノーベル文学賞』をとったら…たぶん本人が1番困惑するかも知れない

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もはや日本文学界の秋の風物詩ともいえる「村上春樹ノーベル賞とるかとらないか問題」

毎年「今年こそはあるかも!」なんていう言葉も聞かれるのですが、もしも村上春樹さんがノーベル文学賞を獲ったりなんてしたら、ご本人が1番困っちゃうんじゃないでしょうか。

村上春樹はノーベル賞をたぶんとれない

毎年この季節になると、「村上春樹がノーベル賞の最有力候補になっている!」っていう話題が一人歩きするのですが、この「最有力」っていうのはブックメーカーなどで予想屋が勝手に人気を釣り上げているだけで、実際、村上さんがノーベル賞の候補になってるかどうかというのは分からないんです。

ノーベル賞の委員会は、候補者について「50年経たないと公開しないルール」になっているので、今年のノーベル文学賞に村上春樹さんが入っているか否かは、50年後にあきらかになります。

とはいえ、たぶん村上春樹さんはノーベル文学賞とれないじゃないかなって私が思うのは、ノーベル賞を受賞するのに必要とされる、「根回し」やら「ロビー活動」やらを村上さんが毛嫌いしていること。

しかも、彼は「日本ペンクラブ」にさえ入っていない。

それでも村上さんがノーベル文学賞に選ばれるとすれば、それは本当にすごいことなのだと思うのだけれど、彼の作風からして、ちょっとノーベル賞には遠いような気がします。

しかし、もしも村上春樹さんがノーベル文学賞を受賞した場合、何よりも楽しみなのはもちろん…

1度でいいから見てみたい村上夫妻の踊るとこ

そう。ノーベル賞といえば、受賞者が招かれる華やかな授賞式と晩餐会ですよね。

大体、奥さま同伴で出席されるのがマナーになってますから、村上さんが受賞した場合、陽子夫人を連れてくるのかどうかに注目が集まるわけです。

公ではめったに見られないツーショット、しかもドレスアップしてスウェーデン王室の人々と肩を並べて談笑する姿がもしも見れるなら、それはもう村上ファンにとっては嬉しすぎること。

でも、村上春樹さんって、そういう華やかで注目を浴びるような場所や、堅苦しい正装が何より嫌いって感じがするので、万が一受賞しても辞退してしまう可能性もあるのではないでしょうか…。

村上春樹さんは、過去に「フランツ・カフカ賞」を受賞したことについて、このように語っています。

読者さえついていれば、賞というようなものは不要です。小説そのものに力があり、その力で読者を獲得できるなら、誰の認可を受ける必要も無い。僕がこの賞を喜んで受けるのは、それがフランツ・カフカという僕の敬愛する作家の名前を冠した賞であるからです。

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)– ポスト・コミュニズムの世界からの質問 – より

これ読むと、村上さんが受賞しない方が穏便にすませるんじゃないかと、そんな気がしますよね… 

とりあえず期待しましょ

ということで、そろそろ発表の日も迫ってきましたね。

村上春樹さんに限らず、今年誰か日本人がノーベル文学賞を受賞すれば、22年ぶりの快挙なのだそうです。

村上さん以外には多和田葉子さんや津島佑子さん、堀江敏幸さんも受賞の可能性があるのだそうですよ。

とにかく文学ファンとしては、日本人のどなたが受賞しても嬉しい。そしてめでたい。

とりあえず、慌てず騒がず、期待して発表を待っておこうと思います。