メンタルヘルス

「強くなりたい…」自己肯定感を育みメンタルを強くするための7つのステップ

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心を健やかに安定させるためには、「自己肯定感が大切」という話をよく聞きますよね。

子どもの頃からたくさん褒めて育てられた子どもは自己肯定感が養われているため、大人になってからの自立がしっかりできるという説もあります。

でも、本当にそうでしょうか。

幼少期からの褒められ体験が自己肯定感を育み、それが精神の安定につながるのなら、親に手をかけられて育った子どもほど強くたくましい大人になっているはずです。

では実際はどうでしょう?

子どものころから蝶よ花よで大切に育てられた子どもでも、

逆に、放任主義の親に半ばほったらかして育てられた子どもでも、

結局、弱い人は弱いし、強い人は強い

なぜなら、心の強さや弱さは養育環境に左右されるというよりは、

『敏感か鈍感か』

という、生まれつきの性格が影響しやすいからです。

簡単にいえば、

鈍感な人は強くて敏感な人は弱い

ということになります。

感受性の強さが仇になることも

自分の弱さに悩んで、社会生活に少なからず不安を抱きながら生きている人は、些細なことでも傷付きやすい敏感な心の持ち主だといえます。

敏感な人というのは細かいことでもすぐに気がついたり、相手の言葉よりも話している時の表情や声のトーンに反応してしまう特徴があるため、普通なら何も感じないようなことで傷付いてしまう場面がたくさんあります。

周囲からは「そんなことで落ち込むなんて…」「ネガティブすぎる」なんて思われてしまうこともありますが、生まれつきの感受性というのは簡単に変えられるわけではないのです。

心を強くするための7つのステップ

では、ここからは、そうした敏感な心の持ち主でも強く生きていくための具体的なステップをご紹介していきます。

1. 自信なんていらない

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 自分の心が弱いのは自信がないからだと思い込んでいませんか?

自分に自信が持てれば強くなれるはずだと、無理をして色々なことにチャレンジする人も多いですが、心の強さと自信はまた別のものだと理解しましょう。

裕福で贅沢な暮らしをしている人、スポーツの才能に恵まれて素晴らしい成績を残している人、容姿端麗でメディアで活躍している人など、私たちから見れば羨ましいような境遇の方々でも、心の弱さを悩んでいる人はたくさんいます。

自信があるから強くなれるのではなく、心が強くなることで自信が身に付くのです。

2. 不安は妄想である

「すべての不安は妄想である」というのはブッダの教えですが、起こってもいないことが頭に浮かんで心が暗くなってしまうのは妄想以外の何物でもないのです。

ですから、先々のことが不安になったり、過去の失敗が思い浮かんで不安になる時は、一歩引いた客観的な視点を持って、「自分は今、妄想しているのだ」と理解しましょう。 

そして、不安は妄想だと自分に言い聞かせることで心が反応をしないようにコントロールするのです。 

3. 妄想から抜け出す

不安な気持ちを妄想だと理解することができたなら、それ以上悩む必要はありません。

それでも心が不安定になる場合は、妄想を断ち切るために意識を別の方向へ向けるようにします。

まず、目を閉じて、頭に浮かんでくる思考を客観的に眺めてください。そのあと、おもむろに目を開いて明るい部屋の景色や外の風景に目を凝らします。この、目を閉じておこなう妄想と、目を開いた時の視覚刺激を順番に体験することで不安な気持ちは自分の脳の中の妄想であって現実ではないのだと認識させることができます。

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4. 認められなくても大丈夫

アドラー心理学では承認欲求からくる自己嫌悪の連鎖をさけるために、「認められよう」とする自分の気持ちを否定するように指導しています。

「認められたい」という気持ちは誰しもが持っているものですが、誰かに認められようとする気持ちがあればあるほど、認められなかった、あるいは想像していたほどの理解が得られなかった時の自己嫌悪は大きくなってしまうのです。

特にネット社会の中では、どれほど優秀な人でも心無い誹謗中傷をされてしまったり、正しい意見が批判の的になってしまうことも多いです。

承認欲求は、人を成長させるための大切な感情ではありますが、誰かに認められることを期待すると傷付く場面も多くなるということは理解しておいた方が良いでしょう。

5. 肯定も否定もしない

何事にも優劣をつけず、勝ち負けにこだわらなければ、心は今よりずっとラクになります。

誰が正しいか、何が優れているか、どれを実行すれば間違いが無いのか。考えてみれば、普段の生活の中では判断をしなくてはいけない場面がたくさんありますよね。

でも、判断に慎重になればなるほど、ダメだった自分へのコンプレックスが深くなったり、優越感や劣等感が生まれたりしてしまうのです。

自分にまつわる全てを受け入れ、肯定も否定もしないで毎日を過ごせば、人と自分を比べてつらくなることも無くなっていきますよ。

6. 他人に振り回されない

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親しい友人が高級外車を乗り回していたら、ちょっと羨ましいですよね。

「アイツ、どこにそんなお金があったんだ?」って疑問に思ったり、「もしかして、アイツは自分を見下してるのかも…」なんて、勝手な劣等感を持ってしまうこともあるかも知れません。

こうした人間関係にまつわる気持ちの揺れは、どんな人にも経験があるものです。他人が自分より良いことをしていたら、羨ましくなったり妬んだり、時には憎悪を感じてしまう場合もあるのです。

他人の行動や言葉、態度で自分の心が乱されて疲れてしまった時には、客観的にその感情を認めてあげることが大切です。

どうやって認めるかというと、言葉にするのです。

「アイツ、良い車に乗ってて羨ましい」

実際に口に出すのは恥ずかしいかも知れませんが、頑張って言ってみましょう。

状況に合わせて、「あの子だけイケメンの彼氏が出来て腹が立つ」とか、「アイツ、就職決まっていいなぁ…」でも良いです。

大切なのは、言葉にして身体の外に出してしまうこと。できれば家族や親しい友人に聞いてもらうのがベストですが、無理ならひとり言でも充分です。

7. 淡々と鈍感に生きる

最初にも書きましたが、心が弱い人は心が敏感な人です。ですから、心を強くしようと思えば、鈍感になるのが一番良い方法だといえます。

ただ、何事にも動じない鈍感な人というのは、生まれつきの性格であることがほとんどで、心掛けだけで鈍感になるのはちょっと大変かも知れません。

そこでオススメなのは、気付かないふりをする練習です。

例えば、職場で誰かが自分に関係のあるようなことを言っている。いつもなら、「何かありました?」と自分から聞きに行くところですが、あえて聞こえなかったふりをします。もしそれが本当に自分への用事なら、相手から声かけがあるはずです。

今までは、自分で前もって気付いて、適正に対処していたような場面でも、これからは相手からのアクションがあるまで気付かないふりをしてみてください。

最初は知らないふりをしているようで、周囲に引け目を感じたり不安に思ったりすることもあるかも知れませんが、慣れればそれが普通になってきます。

気付かないふりは、人付き合いの時でも同じように実践しましょう。

誰かが自分に何か言いたげだなと感じても、前もって予想して理解するのはやめて、直接言われない限りは何も気付いてはいけません。

周囲に空気が読めないヤツだと思われても良いのです。

淡々と、鈍感なふりをして、強くたくましく生きていきましょう。