【イスラム国による日本人人質事件】後藤さん殺害で最悪の結末に…

日本時間の2月1日朝5時頃、「イスラム国」によって拘束されていた後藤健二さんと見られる男性が黒装束の男に殺害される動画がYouTubeに投稿されました。

 

日本政府は、「動画の中で殺害された男は後藤さんである」と判断したことを発表しました。

 

戦争や貧困、世界のあらゆる地域でさまざまな紛争に巻き込まれて困難な暮らしをしている人々や、運命を翻弄されている幼い子供たちの未来のために、命をかけて取材を続けてこられた後藤健二さん。

 

1月20日に最初の動画が公開されてから、こうなるのではないかという不安、最悪のシナリオの中で、後藤健二さんは「イスラム国」にさんざん利用され、尊厳を踏みにじられた上で殺害されてしまったような気がします。

 

「イスラム国」による日本人人質事件で失われた、後藤健二さんと湯川遥菜さんの2つの尊い命のために私たちが学ばなければいけないのは、今まさに私たちは「渦中」にいて、これからもこうした乗り越えるべき困難がいくらでも降りかかってくるだろうということ。その困難は、この事件がきっかけになったわけではなく、誰かのせいで起こるのでもなく、以前から降りかかっていたものに私たちがただ気付いていなかっただけなのではないかと思っています。

 

未来のために、私たちはどちらを向いて生きていけば良いのか。

平和であることを前提に、のびのびと当たり前に生きてきた日本人。この事件はわたしたちに、さまざまなことを問いかけているのではないでしょうか。