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神戸連続児童殺傷事件 加害男性が手記を発売

絶歌

神戸連続児童殺傷事件の加害者である男性が、自らの人生を振り返った手記「絶歌」を発売しました。一部の書店にはもう並んでいるようですが、一般発売は明日11日から、Amazonへの入荷も明日となっています。

事件から約18年、逮捕時の取り調べや医療少年院での治療の過程でも隠し通してきたという、少年の本当の犯行動機や心の底にある想いを、今回初めてさらけだしたのだそうです。書く事が「救い」になったという、加害男性の今現在の生活や心境にも触れられています。

わたしはまだ読んでいないのですが、出版社の書籍紹介文に書かれていた言葉が少し気になりました。

1997年6月28日。僕は、僕ではなくなった。酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、切り結び著した、生命の手記。「少年A」――それが、僕の代名詞となった。僕はもはや血の通ったひとりの人間ではなく、無機質な「記号」になった。それは多くの人にとって「少年犯罪」を表す記号であり、自分たちとは別世界に棲む、人間的な感情のカケラもない、不気味で、おどろおどろしい「モンスター」を表す記号だった。

1997年6月28日というのは、少年が殺人を犯した日ではなく、兵庫県警に逮捕をされた日です。 つまり加害男性は、恐ろしい殺人を犯してしまったことで自分の人生が狂ってしまったのではなく、警察に逮捕されたことで、「僕が僕でなくなった」のだと、言っているのです。

この事件を振り返るたびに、あれだけの重大事件、日本中を震撼した連続児童殺傷事件の加害者である人が、まだ30代前半という若さで社会復帰し、普通に生活をしているのだという事実に驚き、違和感を感じてしまいます。

近所の子供に次々と危害を加え、殺し、首を切った上で中学校の門に放置した少年。 「酒鬼薔薇聖斗」と名乗り、世の中に宣戦布告をした少年。

彼に対しては、発達障害や愛着障害が人格形成に支障を与えたとされていますが、それらを踏まえた上でも、やはり納得はできない。

生身の人間がどうしたらここまで歪んだ行動を行なう事ができるのか。家族と同居しながら、そこまで大胆な犯行に及ぶ事は本当に可能だったのか。 彼は本当に「酒鬼薔薇聖斗」なのでしょうか。

加害男性の自叙伝「絶歌」を読むことでこの事件の真相に触れることはできるか、分かりませんが、そのうちに手に入れば読んでみようと思います。

絶歌

絶歌

 

 

 

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