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「出会い喫茶」で働くシングルマザーが増えている理由

f:id:muhuhu:20171012145632j:plain今朝のワイドショーでシングルマザーの実態に迫る特集が放送されていました。

日本で108万人を超えているシングルマザーですが、そのうち87万人が、離婚が原因で一人親家庭になっているのだそうです。

夫と離婚をしてシングルマザーになった女性に対しては、

「ガマンが足りない」「ワガママだ」「子どものことを考えていない」

という批判的な意見も多いですが、誰が好き好んで離婚を選ぶでしょうか。

やはりそこには、止むに止まれぬ事情があるのです。

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性格の不一致が離婚を招く

シングルマザーの離婚理由で最も多いのは、性格の不一致だそうです。この中には、夫の浮気も含まれているそう。

結婚生活の中で夫の浮気が発覚すれば、表面上は夫婦であり続けていたとしても信頼関係は崩壊してしまうので、修復するのは簡単ではありませんよね。

子どものためにとガマンをして、誰にも相談せず離婚もせず、ぐっと耐えているという女性も多いです。

でも、ガマンはしていても、「許せない」という気持ちは消えませんから、何かのはずみに急激に憎しみが膨れ上がって一気に離婚へ…というケースも多いのです。

性格の不一致の理由の中には、浮気だけに限らず、DVやパワハラなど、さまざまな原因が複雑に絡み合っている夫婦も少なくありません。

シングルマザーの道は厳しい…

悩んだ末に離婚を選んだ女性たち…

しかし、シングルマザーになってからの生活には何の保障も無く、「つらかった結婚生活以上の苦難が待っていた」というケースもひじょうに多いようです。

シングルマザーの就労年収(働いて得られるお金)は平均で181万円。

200万円にも届きません。

そこに国からの児童手当や親からの仕送りなど、給料以外に貰えるお金を合計しても、平均で223万円。

ちなみに、夫から養育費の支払いを受けている人は全体の4割程度。

ということは、離婚をして妻と子どもから離れて暮らす男性の6割が、我が子に払うべき養育費さえ無視している事になります。

 養育費の平均額は4万3482円ですが、育ち盛りの子どもの食費や学校や塾にかかる学費などを考えると、この金額だけで賄うのはかなり難しいと思います。

こうした家計の苦しさから、当然、シングルマザーの女性は給料の良い仕事につくことを希望します。

ただ、小さな子供がいれば夜は家を空けられないし、幼稚園や学校の行事、子どもの病気などで急な休みを取らなければいけないことも多く、フルタイムでばりばり働く事を諦めざるを得ない場合もあるようです。

そんなシングルマザーの女性たちの間で最近人気の職種が「出会い喫茶」。

昼間だけで働けるし、時間や休みの融通もきき、そのうえ高額な給料がもらえる。

子どもの将来のために目標額を決めて、その金額に達するまで頑張ろうと「出会い喫茶」で働くシングルマザーが、ここ数年で増えているのです。

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収入は増えるけれど

「出会い喫茶」を取り上げた番組で紹介されていた女性の月収は、いずれも3~40万円でした。

店からは日払いで給料が払われるほか、客からチップが貰える事もあるようです。(もちろん、客の要求にこたえた対価として)

インタビューを受けた女性の中には、「出会い喫茶」での収入のほとんどを貯蓄に当てていると言う人もいれば、貯金はゼロだという人もいました。

しかし、「出会い喫茶」は名前こそマイルドですが、やっていることは風俗嬢とほぼ同じです。

本人が好きでやっているのなら別に良いとは思いますが、「子どものため」という建前でそういった行為をすることが、本当に子どもが喜ぶ事なのか…

女性の中には、そういった仕事を続けた事で結果的に精神が不安定になったり、生活が乱れたりする人も少なくありません。

メンタルな部分は、本人であってもコントロールすることは難しいですから、可愛い子どものためとはいえ、よくよく考えたうえで、仕事選びをしてもらいたいなと思います。

再婚が児童虐待につながることも

シングルマザーの女性の中には、貧困から抜け出す手段として再婚を考える人も多いです。

でも、そのような理由で再婚した時に、もし新しい夫が子どもに対して暴言や暴力をするようになっても、

「また貧しい生活に戻るのは嫌だ」「もう孤立したくない」

などという気持ちがブレーキとなり、虐待を止める事ができないお母さんがいるそうです。

子どもも母親のこれまでの苦労を分かっているがために、「自分さえガマンすれば」と、周囲に助けを求めることをせずに1人で耐えてしまい、虐待に歯止めがきかなくなるケースが増えています。

児童虐待の悲惨なニュースが報道されるたび、その加害者が母親の交際相手や継父であることに気付く人はたくさんいると思います。

「家庭」という狭いサークルの中に赤の他人が入り込むというのは、想像以上に大変な事です。

いくら子どものためにと母親が思っていたとしても、子どもにしてみれば知らない男が家の中に入ってくれば窮屈で息苦しいですし、そんな思いをするなら貧しい方がよっぽどマシだと本音では思っているのではないでしょうか。

ひとり親家庭の支援をどんどん利用しよう

シングルマザーの女性にとっては本当に大変な事ばかりの毎日だと思いますが、それでも、「このまま結婚生活を続けるよりは子どもと自分とで生きていった方が幸せだ」という、確信があったからこそ、迷った末に離婚を選択されたのだと思います。

それなら、とにかく利用できるものは全部利用して、頼れる人には思いっきり頼って、それこそ「子どものため」と割り切って強く生きていって欲しいです。

「男」に苦労してこの道を選んだのに、また「男」を頼ろうなんてことは思わないで。

自分の生きる道を、冷静にじっくり見つめ直してみることが大切なのかなと思います。

シングルマザーの支援をテーマにした本もたくさんありますから、ぜひ参考にして欲しいと思います。

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