「ノルウェイの森」撮影地 山焼きが山火事に…

ノルウェイの森

兵庫県の神河町にある砥峰(とのみね)高原は、山の上一面に広がる、黄金色のススキ野原がとっても美しい場所です。

映画やドラマの撮影地に使用されることも多くて、村上春樹さん原作、トラン・アン・ ユンさん監督の映画「ノルウェイの森」の撮影地としても有名。

映画「ノルウェイの森」といえば、村上ファンとして感想を色々と綴りたいところですが、まあ、それは置いとくとして…。私も砥峰高原には、毎年秋のススキがきれいに茂る季節に行くようにしています。

あの幻想的なススキ野原が山火事に?!

ススキ以外なんにもない、あの、うら寂しくも美しい野原をぶらぶらと散歩すると、現実と離れた異空間に迷い込んだような、本当に「ノルウェイの森」のワタナベと直子の世界に来てしまったような、なんとも不思議な気分になります。

その、私のお気に入りのススキ野原が山火事になったというので驚いてしまいました。

山火事が起きたのは昨日で、そもそも昨日は砥峰高原のススキ原で山焼きが行われる予定になっており、高原には見物客がたくさん来ていたようです。

山焼きが予定されていたのは午後2時からですが、昼過ぎに突然ススキから火が上がり、現場は騒然としたそうです。結局、約300平方メートルを焼いたところで駆けつけた消防隊によって火は消し止められ、予定されていた山焼きは中止となりました。

どうせ燃やすのに…

そこで、ちょっとだけ疑問なのは、どうせ焼く予定だったのだから、そのまま山焼きを始めちゃうことって出来なかったのかなー、と…。

もちろん、本来の山焼きは風向きなども考慮しながら計画的に火をつけていくわけですから、こんな風に始めることは良くないのでしょうけどね。

この火事の原因になったのは、見物客の男性2人がススキ原でコーヒーを飲もうと、簡易型コンロに火をつけたらススキに燃え移っちゃったのだとか。

でも、何度もこのススキ原を訪れていますが、休憩用のベンチや東屋はススキ原とは離れた所に設けられていて、一般の見物客はススキ原に足を踏み入れることが出来ないように区切られています。

ススキ原の中にある道を歩いていると手や足がススキに触れることはよくありますが、あくまでも道なので、そこで休憩して簡易型コンロに火をつけてコーヒーを作るという行為が出来るのだろうか?と不思議です。

山の上だから風も強いはずで、なぜそんな場所でコンロに火をつけたのか、まったく理解できません。

火をつけちゃった人は反省を!

いずれにしても、一部の人の不注意でこんなことが起きてしまって、戦前から続いている伝統的な行事が中止になってしまうのは残念ですよね。

ススキに火をつけてしまった2人の男性は、警察から任意で事情を聞かれているそうです。 なんだか思わぬ災難に見舞われたススキ野原ですが、また秋には新しいススキが成長し、美しく平和な風景を見せてくれることと思います。

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