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急増する少年事件|大人はもっと子どもに関心を持って眼差しを注ごう

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川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の上村遼太さんの遺体が発見された事件で、警察は事件に関わった疑いのある少年1人を任意で聴取、ほかの少年に対しても聴取を検討しているそうです。

 

親しみやすいキャラクターで誰からも愛されていたという上村さんが、悲惨な殺され方をした背景に一体何があったのか、今後の捜査で明らかになってくると思います。ただ、上村さんの親しい友人の中には、昨年の夏以降から上村さんを取り巻く状況が変わっていたこと、年明けからは命の危険を感じるほどの切迫した状況になっていたことを認識していた人も多かったようです。

 

顔中アザだらけになって、年上の少年グループと一緒に行動しているところを目撃した友人。「殺されるかも」と相談を受けたという友人。上村さんの自宅まで執拗に迎えにくる少年たちを目撃していた近所の住民。1月頃から学校へまったく登校しなくなった上村さんに連絡をとろうとしていた担任。

サインはたくさん出ていたのに、救えなかったというのは残念でなりません。

 

こういった少年犯罪が深刻化している背景に考えられるのは、子供でも今はSNSで色々なところへ繋がることができ、知りたいことを知ることができ、便利になった一方で、1つの些細なトラブルが瞬く間に巨大化してしまうのが原因にもなりうるのではないかと思います。

「あいつちょっとむかつくな」と思っても、昔ならそのまま時間が経てば忘れてしまう。一時的な感情なんて、自分で消化することができていた。でも、今はなんでもかんでも大勢で共有しすぎて、個人の責任を追及しすぎる。

小さな「むかつき」が1対1の問題ではすまない所に、子供同士のトラブルの根本的な原因が隠れているのではないかと考えています。

 

子供がずっと家で引きこもっているより、友達と遊び回って出かけていてくれる方が、親にとってはラクなのです。それで本人が楽しいのならいうことありません。

でも、人とつき合うということは、賑やかで楽しい反面、さまざまなリスクも抱え得るのだということを、まず親が子供に教えなくてはいけないのではないでしょうか。少なくとも携帯電話を与える前に。

 

この事件は凶悪な少年グループの犯行であるという一方で、少年達を取り巻くさまざまな状況や家庭環境が犯罪の根っこにあるのではないかと思います。犯罪から守ることも、犯罪をさせないことも、どちらも親が責任を持ってやるべきことです。

 

我が子が無惨に殺されることは、本当に、言葉にできない痛みや苦しみがあると思います。でも、自分の子供を、授かった命を、絶対に守ってやろうと覚悟を決めれば殺される前にできることはたくさんあったはずで、子供が何人いても、生活環境が苦しくても、それを言い訳にして気付かなかったですませることはできません。

自分の手が回らないなら、学校なり自治体なり児童相談所なり警察なり、今はどこにでも相談ができます。親が相談したにも関わらず放置しておいて、もし何か問題が起きたら、それこそ行政の責任が問われます。その点でいえば、昔はおざなりに処理されていたことでも今はきちんと対応してくれますので、どんどん利用して欲しいと思います。

 

1人の子供の未来を明るくさせるのは、その子の周囲にいる大人の役割です。もう少し子供に興味を持って、眼差しを注いであげて下さい。

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